台風の進路/転向
晩秋から春先にかけての台風は、低緯度で発生し西へと移動する。
夏から秋にかけては、やや高い緯度で発生するようになる。初めは西へと移動するが、北上して中緯度地帯に入ると、東へと進路を変え、北東方向に進むようになる。
この進行方向の変化を転向という。
台風は、上空の風に流されるように動くと共に、地球の自転と自らの渦巻きによって、わずかに北へと移動する性質がある。
低緯度では上空に東風が吹いているため、発生した頃は西へと流される。
また、中緯度では上空に西風が吹いているため、北上してくると東へと流される。
晩秋から春先にかけての台風は低緯度で発生するため、多少北上しても、東風が吹いている範囲で、その一生を終わるため、西へ移動するだけで東へは移動することはあまりない。
一方、夏から秋にかけては、やや高い緯度で発生するようになるため、初めは東風に流されて西へと移動するが、北上して中緯度に入ってくると、転向して、東へと移動するようになる。