沿岸波浪図(実況図・予想図)の見方

 日本近海の沿岸波浪図には、波の進む方角を表す矢印(図の例では東南東、以下同様)、波の周期(9秒)、風向・風速(西・35ノット※1)が、約250km間隔で示されています。また、等波高線(有義波高※2の分布)が1mごとに実線で、0.5mごとに破線で、4mごとに太実線で引かれています。
波の進む方角と周期、風向・風速、等波高線
※1:風速の単位であるノットはおよそ0.5m/秒、つまり、メートル毎秒はノットのほぼ半分の値となります。なお、長い矢羽は10ノット、短い矢羽は5ノット、太い矢羽は50ノットを表します。
※2:有義波高は、海面を観察して直感的に感じる波高に近いといわれています。


 左上の表のうち、地点番号を載せている表には、全国11ヶ所にある波浪計で観測された波の周期波の高さ(有義波高)が観測値として示されており、「X」は欠測を意味します。
 一方、アルファベットを載せている表には、全国26地点(沿岸代表点)で解析された波向波の周期波の高さ風向・風速が、実況図では推定値として、予想図では予想値としてそれぞれ示されます。なお、「CALM」は静穏を、「空欄」は海氷に覆われていることを意味します。

波の周期と波の高さ波向、波の周期、波の高さ、風向・風速


 表中の地点番号と地点名、アルファベットと場所の対応は、以下のようになっています。

波浪計の地点番号と地点名
地点番号地点名道府県名
418尻羽岬北海道
430松 前北海道
588温 海山形県
590江ノ島宮城県
656石廊崎静岡県
741鹿 島島根県
750経ヶ岬京都府
817福江島長崎県
827佐多岬鹿児島県
893佐喜浜高知県
936喜屋武岬沖縄県
沿岸代表点のアルファベットと場所
アルファベット場  所アルファベット場  所
A網走沖N沖縄島沖(太平洋側)
B釧路沖O石垣島沖
C津軽海峡(太平洋側)P沖縄島沖(東シナ海側)
D金華山沖Q薩摩半島沖
E房総半島沖R天草灘
F相模湾S玄界灘
G伊豆半島沖T島根半島沖
H遠州灘U若狭湾
I紀伊水道V富山湾
J土佐湾W酒田沖
K豊後水道X津軽海峡(日本海側)
L種子島東方沖Y石狩湾
M奄美大島沖Z宗谷海峡